いいシザーズとは

お疲れさまです。

早いですね。もう三月です。
 
去年、セニングを買いました。

今までで、一番高価なものです。

僕は、シザーズの指かけが嫌いなんです。

いつも、自分で鉄ノコギリでカットしてヤスリをかけて、手にフィットするよう調節します。

当たり前ですが、メッキははがれていますね。

当然、キレくないです。

今回は、メーカーにたのみました。

僕は、こだわりがあるので、ちゃんと、ここで切ってください。と頼みました。

僕の予定では、少しツノが残るように頼んだはずでした。

全部、落とさないで、ここで切ってくれって。

仕上がりは、キレイに全部落として、ほんと、ただの丸になってました。

ほんま、この担当者は、どうかしてるぜ。

あきれました。

やっぱり自分でやるべきだと悟りました。

たとえ、高価なものでも。

自分のメーカーなのに、なんのこだわりもない。

確かに、自分がハサミをつくっている訳ではないので、使いやすさ、なんてどーでもいいんでしょう。

ただ、嫁の紹介でしたから、信用したんですよね…

僕が考える、いいシザーズは、自分にとって扱いやすいもの。

たとえ、小さな手でも、大きなシザーズを使ってもいいと思います。

手の大きさとハサミの大きさなんて、あんまり、気にしなくていいと考えます。

ただ、ハサミともつところ、ハンドルと歯とのバランスですね。

長さや重さを持ってみて感じてくださいね。

もちろん、長切れする良い材質がベストです。

ただ、使いにくいとゴミシザーズになります。

歯の形状とか、デザインも大事だと思いますね。

気に入った、シザーズで仕事をするのは、楽しいですよね。

最近、ちょっと気になるのが、メガネタイプのシザーズが少ないと感じます。

ほとんど、指がずれて、指かけがデカイやつ。

僕は、その形はバーバータイプだと考えています。

切れ味は、良いかもしれませんが、繊細なコーミングとか、シェープが、そんなハサミでできるんですかね…

器用な人なら可能かもしれませんが…

5.5〜6インチが一番使いやすいと思います。

多くのお客様をカットするなら6インチ以上のシザーズがいいかもですね。

6.5インチ以上なら厚切りも可能で時間短縮できますね。

切れないシザーズで仕事していると、腱鞘炎になります。

変なチカラを使って切ったり、合わないシザーズで仕事をしていると、事故の元です。

お気をつけてください。

安いシザーズでも、結構いいシザーズがあります。

美容師は、だまされやすいから気をつけてくださいね。

高いハサミにお金をかける前に、自己投資した方がいいかもです。

シザーズは大切に扱ってくださいね。

機嫌が悪くなると指を切りますから…

ありがとうございました。