お疲れさまです。
この時期になると、いつも思い出します。
自分が美容師になった頃…
高校生の時、美容師になる事なんか、1mmも思ってもいませんでした。
ホント、美容師と言う言葉も知らなかったぐらい…
男子校の進学校だったので大学に行くのが当たり前のように考えていましたね。
病気にならなかったら、大学へ行って普通にサラリーマンになっていたと思います。
人生、わからないもんです…
だから、手に職をと祖父に紹介されたのが美容師。
祖父から、一人前になってフランスに行って、
ハクつけてきて、店したら大丈夫って言われました。
その時は、ふ〜んって感じでした。
男子校から女子校に入学、不安はマックス。
ヤンキーが多い学校で、今までとは正反対。
中卒、高卒同じクラス。年上の方もいて、
こんな楽しい学校があるだと感じました。
女子生徒から「にいちゃん、何しにここきたん？うち、
すぐ働くのんイヤヤからここ来てん」ってな感じ…
僕も、美容師って国家資格だと知ってビックリ。
教科書いっぱいくれたけど、勉強しなあかんやん、って…
ホンマね、勉強せんでえーとこに行きたかったんです。
昔は、頭良かったけど、ちょっとネジがハズレてね…
でも、実習がなかなかでけへんから、
練習してできた時の満足感が良かったね。
なんか、じわじわと、オレって向いてるかもって。
成績もよく、変な自信ができましたね。
美容室にカットに行った経験がなく、
友達が行ってる美容室にいっしょに行きました。
大阪、心斎橋の有名店でアルバイトを始めた友達の友達に
紹介して欲しいって頼みました。
オーナーが超カッコよく、ハーフで１９０cmの長身で外人かと思う紳士でした。
やっぱり心斎橋は、違うなって…
面接での記憶は、「君は、何年で技術者になろうと考えているのか？」です。
僕は、５年ぐらいと答えたと思います。
社長は、２年でなって欲しいと言われました。
驚いた僕は、２年でなれるんですか、頑張りますって、
喜ぶと、２年でなれなかったら、辞めてもらうと…
練習量と才能は、比例すると感じます。
アルバイトは、時給３００円。
社員になった時の給料が７万円以下だったと思います。
そんな時代です。
体育会系のノリの美容室で最高のご指導をいただきました。 (^^)
だから今があると思っています。
すごく店長に期待され、可愛がっていただたのに、
店長に何度も引き止められたけど、
裏切ったような感じでした…
アメリカNYやフランスで働く先輩がいたり、ホントすごい方がいました。
後輩にもすごい方がいますが…
同期たちが海外に行き、なんか、取り残された気がして、
外の世界でもっと学びたかったからもありますが…
自信をつけて、再雇用を希望しましたが、断られました。
当たり前ですけどね…
他店に行けば、ビックリすることがいっぱいでしたね。
全然レベルが違うし、こんな世界もあるんだなって…
改めて、いいところで働いていたのだと思いました。
その分、色々と勉強し、カット講師（萩原宗）にも認定され技術的には満足していました。
６０店舗弱あった大きなチェーン店で初めて店長をさせていただました。
大きな店から小さな店まで、店長をさせていただきました。
技術指導部長もさせていただきました。
店長は、大変なんです。
女性スタッフの人間関係ってホンマ難しいと感じましたよ。
マネージメントの勉強が必要となりました。
調子に乗って、リース店をして失敗しました。
経営者としての考え方など、色々学ぶことができました。
当たり前ですが、数字がね…結果がでないと悩みましたね。
美容師の通知表は、売上と給料。
給料は、売上に関係あります。
売上は、お客様の満足度に関係あります。
まず、お客様は注文します。
美容師は、上手につくりました。
でも、お客様が注文したものとは違うものでした。
これが、美容室の接客ミスですね。
お客様は、技術力が無いといいます。
上手につくれたのにです。
美容師として、必要なコミュニケーションが
できていないとこうなります。
お客様の思いをカタチにする。
女心と秋の空。男には、難しいですよね。
思いを引き出し、共感することが大切だと思います。
男性は、女性の心理を勉強してください。
男性は、答えをいいますが、
女性は、答えなんか聞きたくない場合もあります。
ただ、共感して欲しいだけだったりするんですよね。
技術力、対応力、集客力どれも大切です。
今の美容師は、SNSの活用が普通だと思います。
美容師一年生は、
気配り、目配り、心配りしてください。
先輩に今日の動きは、どうだったか必ず聞いてください。
日々改善して、お客様から、先輩から必要な美容師になってください。
指示待ち人間はダメです。仕事は探して動く。
初めは、マネして動くです。見て学ぶ。
しっかりご指導いただいてくださいね。
この時期になると、いつも思い出します。
自分が美容師になった頃…
高校生の時、美容師になる事なんか、1mmも思ってもいませんでした。
ホント、美容師と言う言葉も知らなかったぐらい…
男子校の進学校だったので大学に行くのが当たり前のように考えていましたね。
病気にならなかったら、大学へ行って普通にサラリーマンになっていたと思います。
人生、わからないもんです…
だから、手に職をと祖父に紹介されたのが美容師。
祖父から、一人前になってフランスに行って、
ハクつけてきて、店したら大丈夫って言われました。
その時は、ふ〜んって感じでした。
男子校から女子校に入学、不安はマックス。
ヤンキーが多い学校で、今までとは正反対。
中卒、高卒同じクラス。年上の方もいて、
こんな楽しい学校があるだと感じました。
女子生徒から「にいちゃん、何しにここきたん？うち、
すぐ働くのんイヤヤからここ来てん」ってな感じ…
僕も、美容師って国家資格だと知ってビックリ。
教科書いっぱいくれたけど、勉強しなあかんやん、って…
ホンマね、勉強せんでえーとこに行きたかったんです。
昔は、頭良かったけど、ちょっとネジがハズレてね…
でも、実習がなかなかでけへんから、
練習してできた時の満足感が良かったね。
なんか、じわじわと、オレって向いてるかもって。
成績もよく、変な自信ができましたね。
美容室にカットに行った経験がなく、
友達が行ってる美容室にいっしょに行きました。
大阪、心斎橋の有名店でアルバイトを始めた友達の友達に
紹介して欲しいって頼みました。
オーナーが超カッコよく、ハーフで１９０cmの長身で外人かと思う紳士でした。
やっぱり心斎橋は、違うなって…
面接での記憶は、「君は、何年で技術者になろうと考えているのか？」です。
僕は、５年ぐらいと答えたと思います。
社長は、２年でなって欲しいと言われました。
驚いた僕は、２年でなれるんですか、頑張りますって、
喜ぶと、２年でなれなかったら、辞めてもらうと…
練習量と才能は、比例すると感じます。
アルバイトは、時給３００円。
社員になった時の給料が７万円以下だったと思います。
そんな時代です。
体育会系のノリの美容室で最高のご指導をいただきました。 (^^)
だから今があると思っています。
すごく店長に期待され、可愛がっていただたのに、
店長に何度も引き止められたけど、
裏切ったような感じでした…
アメリカNYやフランスで働く先輩がいたり、ホントすごい方がいました。
後輩にもすごい方がいますが…
同期たちが海外に行き、なんか、取り残された気がして、
外の世界でもっと学びたかったからもありますが…
自信をつけて、再雇用を希望しましたが、断られました。
当たり前ですけどね…
他店に行けば、ビックリすることがいっぱいでしたね。
全然レベルが違うし、こんな世界もあるんだなって…
改めて、いいところで働いていたのだと思いました。
その分、色々と勉強し、カット講師（萩原宗）にも認定され技術的には満足していました。
６０店舗弱あった大きなチェーン店で初めて店長をさせていただました。
大きな店から小さな店まで、店長をさせていただきました。
技術指導部長もさせていただきました。
店長は、大変なんです。
女性スタッフの人間関係ってホンマ難しいと感じましたよ。
マネージメントの勉強が必要となりました。
調子に乗って、リース店をして失敗しました。
経営者としての考え方など、色々学ぶことができました。
当たり前ですが、数字がね…結果がでないと悩みましたね。
美容師の通知表は、売上と給料。
給料は、売上に関係あります。
売上は、お客様の満足度に関係あります。
まず、お客様は注文します。
美容師は、上手につくりました。
でも、お客様が注文したものとは違うものでした。
これが、美容室の接客ミスですね。
お客様は、技術力が無いといいます。
上手につくれたのにです。
美容師として、必要なコミュニケーションが
できていないとこうなります。
お客様の思いをカタチにする。
女心と秋の空。男には、難しいですよね。
思いを引き出し、共感することが大切だと思います。
男性は、女性の心理を勉強してください。
男性は、答えをいいますが、
女性は、答えなんか聞きたくない場合もあります。
ただ、共感して欲しいだけだったりするんですよね。
技術力、対応力、集客力どれも大切です。
今の美容師は、SNSの活用が普通だと思います。
美容師一年生は、
気配り、目配り、心配りしてください。
先輩に今日の動きは、どうだったか必ず聞いてください。
日々改善して、お客様から、先輩から必要な美容師になってください。
指示待ち人間はダメです。仕事は探して動く。
初めは、マネして動くです。見て学ぶ。
しっかりご指導いただいてくださいね。
美容室は、サービス業です。
美容師をしていると忘れてしまうことがあるんですよね。
デザイナーになった気分になったりして…
美容学校時代に、服飾の専門学校をやめて美容学校に
きた友達がいて、なぜやめたんって聞いた時、
デザイナーになれない、と感じたからだそうです。
彼は、美容師はデザイナーになれるでしょ、
って言ったんです。
その時の僕は、デザイナーってピンとこなかったんです。
美容師としてのイメージが、ただのパーマ屋さんでしたから…
でも、心斎橋で働き出した頃、彼が言っていた
デザイナーってこの事かと思いました。
それから、デザインの勉強もしないといけないなっと、
デザインの本も買って見てました。
先輩から『ダッサイ、モッサイ、クッサイ』
って馬鹿にされてましたから、
いつか見返してやると心に誓ってました。
なんかね、自分のセンスに自信があったんです。
ただ、表現力が無かっただけだと…
若い頃、いろんな店で働きました。
低料金の店では、ホンマ、美容師の墓場。
客層も同様に、思考回路が工事中って感じです。
オモロイですよ。いろんな美容師がいて、
けっこうハマりました。そこで、嫁と出会いました。
３０半ばで、やっと、日の当たる場所に…
後輩が大阪梅田のど真ん中にある美容室の
マネージャーをしていて雇ってくれることになりました。
最高でしたね。
店は古いけど、美容師としての熱意。
忘れかけてましたからね。
ドライカットに目覚めました。
オシャレ染と宿毛矯正がヒットしましたね。
おかげで、嫁まで雇っていただきたした。
美容師として、すごく腕が上がりましたね。
そして、独立して地元でお店をすることに…
嬉しいことに、オープン前にチラシを入れただけで、
後は口コミで１２年間営業できました。
色々とあって、やめる決断をしました。
子供がショックで泣いてましたね。
娘は、あとを継ぎたかったと思います。
お店を継続するには、体力が必要だと感じました。
募集しても夫婦の店にはきてくれません。
人を育てることができる店かどうかを
考えなくてはいけなかったと思いました。
今、経営者でもなんでもないので気楽にやってます。
ただ、美容師としての楽しみを見つけました。
YouTubeです。
いろんなことをお伝えしたいと考えています。
今は、ベーシックばかり撮っていますが、
そのうち、オモロイ作品やりますね。
ゆっくりしかできません。
なんせ、もうすぐ５８歳になるジジイですからね。
来月、2人目の孫ができます。
楽しみやな…
ありがとうございました。
