サイドグラジュエーション

お疲れさまです。

お元気ですか?

25日に2人目の孫ができました!

久しぶりの新作動画を紹介します。

『 サイドグラジュエーション 』です。

https://youtu.be/z9ybEVpbcU8

いつもながら中古ウィッグです。

サイドグラジュエーションのショートです。

サスーンのファイヤーフライをイメージして

カットしたかったのですが、ウィッグは横がはるので、

耳半分でカットしました。

このウィッグは、もう少し短くできたと思いました。

ネープだけでももう少しカットしたほうが

良かったかなって…

一発撮りなんで、切り直すのもちょっと面倒くさいなと…

 クラシカルなスタイルなので、ミセス向きだと思います。

前髪が短くなっていたので、軽くそろえるぐらいにしましたが、

長めのほうが決まると思います。

サイドのグラジュエーションは、短い場合は、

指二本ぐらいのリフトでいいと思います。

耳半分で徐々に45°ぐらいまであげます。

耳下より長めの場合は徐々に90°までリフトします。

ブラントカットの場合は、切り口を確認し、

どれぐらいのグラがつき、

ボリュームはどうかを考えてカットします。

今回は、初めから指二本リフトし、30°グラでカットしました。

耳半分をめやすに横スライスに平行にカットしました。

そうすることでモミアゲの毛を残すことができ、

後ろにも流すことができるからです。

前下りにカットしてしまうと、

流れにくくなってしまいます。

流す場合は、基本的には前上がりにした方がいいです。

リフトしすぎると、レイヤーぽくなってしまうので

注意してくださいね。

表面は、正中線に対し45°の斜めスライスで

グラの上角をとるよように1cmほどカットします。

このようにカットすることで流れやすく、

ストレートダウンに仕上げても落ち着きます。

放射状にとりラウンドグラジュエーションのように

上角をとってもいいです。

ちょっとレベルが上がりますが…

グラジュエーションにこだわるカットマニアでは、

角度は、15°単位です。

基準として、床、柱、骨格に対して

15°、30°、45°、60°、75°、90°、平行などです。

時計を見て確認してください。

スライスは、正中線、パート、セクションラインに対して〇〇度などです。

ま、こだわればの話しです。

大事なことは、仕上がりのスタイルです。

お客様を満足させる事が一番大切です。


ありがとうございました。