イッチーの伝言

お疲れさまです。

本年もよろしくお願いします。


今年も『明るく、楽しく、元気よく』を念頭に仕事します。

今年は、サビついたヘアセットの腕を磨きなおしたいと思っています。

もちろん、YouTubeにアップしたいからというのもありますが…

ま、挑戦ですよ。自分に対してね。

今年の正月も着物姿を見ることがありませんでした。

なんか、寂しくないですか?

着物も着ないから処分したいと売りにいっても、

100円〜500円ぐらいです。

ホンマ、高価な着物がですよ。

バカにしてるんか!ってね…

それだけ価値薄になったんですよね。

日本の文化がヤバイ状況です。

成人式だけ着物の姿がみれる。

これは、ヤバイです。

着付けができない美容師も多いかもね、

僕もできませんが…

美容師として着物ヘアができないのはね…

美容師は髪結から始まってますからね。

確かに、ビジネスとして利用が少ないと思います。

洋装のパーティーヘアのニーズすら少ないかもしれません。

だからといってしないのはどうかな…

着物ヘアも時代とともに変化してますよね。

昔よりも今の方が、センスがいいです。

また、レベルも上がっています。

もちろん、理論もしっかりしてきました。

アップヘアも流派があると思いますが、

今の着物ヘアは、洋風のアレンジです。

昔の日本髪ではありません。

日本髪は逆毛はしないと思います。

新日本髪から逆毛をしたり、アンコを使うようになったと思います。

洋装アップ技術を取り入れてするようなりました。

そして、ピンも使うようになりました。

ヒモからゴムに変わり、大きく変化しました。

ピンの使い方も理論的になりました。

毛質によりピン数も違いがでます。

ピンが少ないことが大切ではなく、崩れないことが大切です。

美容師としての才能は、常に前進意識があるかどうか。

ほとんどの人は、スタイリストになれば、

アシスタント時代よりレッスンしなくなります。

おかしな話しです。

やっと、スタートしたばかりなのに…

スタイリストがゴールではありませんよ!


話しが変わりますが、

長年、美容師をしてきて悲しくなる時があります。

それは、「店を辞めたい」と言われた時です。

もっと悲しいのは、「美容師を辞めたい」と言われた時です。

そこにはいろんな事情があると思います。

美容学校を卒業し、国家試験にも合格したのに…

 理由の一つに、アレルギー問題があります。

手の荒れ過ぎで、自分はやりたいが

ドクターストップをかけられメンタルにきたり…

技術的に壁を越えられず、皆んなに遅れをとり自信喪失…

スタイリストになって個人売上が上がらず自信喪失…などなど…

男性美容師にとっては、個人売上がないと給料的にきつくなります。

美容師を続けるために低料金の店で働く方法もありますね。

ほとんどの場合、あきらめなければ何とかなります。

ただ、心に残るのは、アシスタントが美容師を辞める場合ですね。

せっかく美容師になりたくてこの世界に踏み入れたのに、残念です。

もし、自分の下で無ければ辞めずにすんだかも、

って自分の力不足を感じたりしました。

今は、辞めたい人は、辞めればいいと考えています。

覚悟がなければやっていけない仕事だとつくづく思うからです。

人生は有限です。

自分の人生は自分で決断してください。

美容界も決してあまくはないです。

今、美容界も大変厳しい時代。

美容室の乱立で低料金のお店が増えてます。

ただ、それでも美容師を続けていきたい方に

少しでも力になれるように伝言を続けて

いきたいと思います。


ありがとうございました。