なぜオシャレが必要なの?
人が一番輝くのは、自分らしさを表現できたときです。
自分の個性を知り、その人だけの魅力ができるようになると,自信が生まれます。
その自信は、内に秘めていた能力や才能をスムーズに開花させます。
外見づくりをきっかけに、内面も成長、充実させることができるのです。
すると、自分にも、周りの人にも自然と愛情を注げるようになって、人間関係が良くなり、
人生そのものがハッピーに変わっていきます。
私がいつも感じていたのは、このように外見が内面に与える影響力の大きさです。
美容のベーシックとは、自分を知ること。そして、自分の持っている魅力を活かすこと。
今ではそう確信するようになりました。
あやふやな美人像に振り回されるのではなく、あなたの個性、魅力を見つけることが出発点です。
自分の個性が見えてきたら、今度は、その良さを引き立たせる表現技術をみにつけましょう。
と美ファイン研究所の所長、小林照子先生がメイク本の中で語っていました。
このことは、メーキャップだけではなく、ファッションにも当てはまると思います。
人は物を見て、欲しいか欲しくないかという欲望と、買えるか買えないかという理性で判断しています。ビジネスにおいて、このような心理をうまく使い「流行」という仕掛けを創っています。
ファッショントレンド情報の時系列では、2年前に、選定されるインターカラー(国際流行色委員会)決定色は、その後、各国色彩情報のトレンドセッターとしての役割を果たしています。1年半前に、世界のカラー情報機関、素材協会情報会社が独自のカラーとファッショントレンド情報(デザイン、素材、シルエットなど)を発信します。1年前に、世界各地でトレンドカラーが素材に色出しされて素材展が開催されます。カラーや素材、シルエットなど各ファッショントレンドが具体的に出揃います。半年前に、トレンドカラーは、いよいよ実際のアパレル(既製服)に色出しされ、アパレル展示会が各地で開催されます。この時期は、また、デザイナーコレクション開催のシーズンでもあります。そして、アパレルショップで並べられることになります。私たち美容界も、これらのトレンドを意識しながら大きな組織や小さなグループでも独自に春夏・秋冬と年2回発信していますよ。
ヘアスタイルの考え方も変化しています。2000年までは、多くの人がアイドルの髪型を意識して同じような髪型を希望していました。2000年以降は、「自分らしさ」という自分に似合う髪型に変化しました。そのためアイドルのヘアカタログが無くなりました。先日、亡くなられたヴィダル・サスーンは、規則性と合理性をヘア理論に取り入れ数学的理論で世界を魅了しました。その哲学は不滅です。人まねではなく、流行を軽く取り入れた自分の年齢にあったイメージで、品を大切に自分らしさを表現してくださいね。
* ライフスタイル
個人の価値観、生活態度を含めた生活様式の分類です。
・シティライフ派・・・モダンなものを好み,都会的生活様式を志向する人達。
・カントリーライフ派 ・・・自然を愛し、田舎のゆったりとした生活を好む人達。
・リッチライフ派・・・ブランド品や高級な物を好み、自分の周囲も高級品を揃える人達。
・チープライフ派 ・・・安価な物や、リサイクル等を上手に利用して、生活を楽しむ人達。
* ライフステージ
どの様な生活場面を主体に持っているかの区分です。
女性の場合、学生なら「キャンパス」、OLなら「オフィス」、主婦なら「ホーム」の様に分類されます。
* オケージョン
個人における様々な生活場面を示します。
「ソシアル(社交)」、「ビジネス(仕事)」、「プライベート(個人)」が三大分類です。
1.ワーキング
2.アフター7
3.パーティー
4.デート
5.トラベル
6.リラックス
7.スポーツ
8.アウトドア
* グレード
高級等のレベルを示し、価格も反映されます。
・プレステージ・・・一流ブランドの高級品。
・ブリッジベター・・・高級品と一般的な商品の中間に位置する商品。
・ベター・・・一般的な商品。
・ポピュラー・・・値頃感を意識した馴染み易い商品。
・バジェット・・・低コストのボリューム商品。
* テイスト
ファッションに対する積極性や関心度、取り入れ方の度合いによる分類。
・コンサバティブ(保守的な)・・・流行の取り入れ方に積極的でない(消極的な)人。
・コンテンポラリー(今日的な)・・・遅れず飛び出さず現代感覚にマッチした人。
・アバンギャルド(前衛的な)・・・流行を先取りする人。
* ファッションタイプ分類
美意識による分類。
・フェミニン (feminine)
「女らしさ」を表現したスタイリングの総称。ソフトなもの、ロマンチックなもの等、優しさや柔らかさを感じさせるスタイルです。カラーはパステルカラー、グレイッシュパステルカラーがイメージされます。
・クラック (classic)
「伝統」「基本的」等のニュアンスが含まれ、流行廃りのないスタイルです。テーラードスーツやトレンチコート等のメンズアイテムから影響を受けた都会的で正統派のイメージも含まれます。カラーは、ディープトーン、ダークトーン、モノトーンがイメージされます。
・スポーティ (sporty)
スポーツ感覚ののある「明るい」「カジュアル」等のスタイルです。活発で機能的なアクティブなイメージが含まれます。カラーは、ビビッドカラーが主流で、白と黒でコントラストを活かすテクニックが使われます。
・ナチュラル (natural)
「自然」をイメージするリラックスしたスタイルや、着心地の良いシンプルなファッションで、エコロジー派とシンプル派のニュアンスがあります。カラーは、ナチュラルカラー、ベーシックカラーがイメージされます。
カラー、マテリアル、デザインからくるイメージによる分類。
1.カントリー・country 素朴な女性でありたい。
田舎で過ごす時の野趣的なスタイルです。イギリスの田舎生活やアメリカのウエスタン等が代表的です。カラーは、アースカラー等のナチュラルカラーです。
2.モダン・modern 知的な女性でありたい。
「現代の」の意。時代の中で変化するが、その時代を示す象徴的なイメージです。カラーも時代によって変化するが、モノトーンの黒白がよく使われます。
3.マニッシュ・mannish 自立する女性でありたい。
メンズスーツ等メンズウェアのデザインを女性が取り入れた男っぽいイメージのファッションです。ダークカラーが代表的です。
4.アクティブ 明るい女性でありたい。
明るく活動的なイメージで、スポーツウェア等の機能的なデザインを取り入れたスタイルです。ビビットカラーやコントラストのあるカラーが使われます。
5.ソフィスティケート 都会的な女性でありたい。
洗練された都会的な大人っぽいイメージです。カラーは全てを隠す黒やアスファルトのイメージであるグレイ、洗練されたベージュが象徴的です。
6.エスニック・ethnic 素朴な女性でありたい。
アジヤやアフリカ等、キリスト教以外の国の民族服をデザインソースにした素材で、土着的なファッション。カラーは、料理のスパイスに見られる様なスパイシーカラー。
7.ロマンティック・romantic 可愛い女性でありたい。
リボンやフリル等の装飾が付いた、夢見る少女の様な可愛らしいイメージ。繊細で透ける,揺れる等のデザイン効果で、パステルカラーが代表的。
8.エレガント・elegance 上品な女性でありたい。
上品で優雅なスタイル。洗練されたカラー。しなやかな素材で繊細な柄、流れるようなシルエットやライン等、デザインが柔らかい雰囲気を持っている。カラーは、グレイッシュパステルがイメージされます。
* ファッションスタイル
各国、各都市で生まれるスタイルの総称。ファッション先進国であり、世界的コレクションが行われる「フレンチ」「イタリアン」「アメリカン」「ブリティッシュ」が代表的であり、普遍的な側面があるため、ブランドのスタイルとしても使われます。その他、「ジャパネスク」「シノワズリ」「アフリカン」等も存在します。
●フレンチ・French
フランス風のシックな装い。アクセサリーやコーディネートがさりげなくオシャレな「フレンチカジュアル」があります。
●イタリアン・Italian
80年代にイタリアンスタイルが台頭してから生まれた言葉。「イタリアントラッド」や「イタリアンカジュアル」があります。
●アメリカン・American
合理的で比較的カジュアルな装いで、ジーンズ等の作業着やヨットパーカー等スポーツウェアから発生したものが多い。「アメリカントラッド」「アメリカンカジュアルAC」があります。
●ブリティッシュ・British
イギリスで生まれた伝統的な紳士服から派生したスタイルで、タータンチェック、アーガイル柄、乗馬服チェスターフィールド等があげられます。「ブリティッシュトラッド」とも言います。
Bガール系
Bボーイの女の子版で、黒人音楽のR&Bやヒップホップ系のミュージシャンのスタイルに影響を受けたファッションを指します。
BLACKのBという説もありますが、仲間同士の挨拶で使われる「hi!BROTHER」のBだという説もあります。
その他にも、アメリカのBronx(ブロンクス)、Break DanceのBなどの諸説があります。
【参考雑誌】
LUIRE(ルイール) / woofin' girls(ウーフィン・ガール)
お姉ギャル系
ギャル系を卒業して大人っぽくしたファッションの女性。茶髪・ガングロなどの要素を残しつつ、高級ブランドの落ち着いたアイテムを着こなすような女性を指します。
【参考雑誌】
ViVi(ヴィヴィ) / S Cawaii!(エスカワイイ) / 小悪魔ageha(アゲハ)
お姉系
お姉さんらしい、またはお嬢様らしい清楚なファッションをしている女性を指します。
【代表雑誌】
CanCam(キャンキャン) / ViVi(ヴィヴィ) / JJ(ジェイ・ジェイ) / Ray(レイ)
きれい系
清潔感があって、コンサバなセンスでまとめつつ、トレンドを適度に取り入れていて、比較的万人受けするファッションを指します。
【代表雑誌】
CanCam(キャンキャン) / ViVi(ヴィヴィ) / JJ(ジェイ・ジェイ) / Ray(レイ)
ガーリッシュ系
少女のような可愛らしい格好のスタイルを指します。
ガーリッシュとはガール・スタイリッシュからきた和製英語です。
【参考雑誌】
nonno(ノンノ) / anan(アンアン) / CanCam(キャンキャン)
キレカジ系
きれいめカジュアルの略。
【参考雑誌】
nonno(ノンノ) / JILLE(ジル)
ギャル系
コギャルの流れをくむストリートファッション。茶髪、日焼けした肌、派手めなコーディネートなどを特徴とする10代の女性が中心のスタイルを指します。
【参考雑誌】
Popteen(ポップティーン) / egg(エッグ) / BLENDA(ブレンダ) / GLAMOROUS(グラマラス)
コンサバ系
女性らしく上質なファッション。
コンサバティブ(保守的)という言葉の通り、トレンドに左右されないベーシックなスタイルを指します。
【参考雑誌】
AneCan(アネキャン) / CLASSY(クラッシー)
ゴスロリ系
悪魔的(ゴシック的)で、かつ少女的(ロリータ的)なファッションのこと。
黒を基調にした服装をベースに、レースやリボンなどの装飾や十字架や髑髏(どくろ)などのアクセサリーがコーディネートされているスタイルを指します。
【参考雑誌】
KERA ! (ケラ) / Alice DECO(アリス・デコ)
セレカジ系
セレブリティー(有名人)風のカジュアルファッションを指します。
外国の有名歌手・女優などを手本にした高級感のあるカジュアルファッション。
【参考雑誌】
BLENDA(ブレンダ) / sweet(スウィート) / SCawaii!(エスカワイイ)
フェミニン系
feminine…英語で女らしいという意味。
スニーカーやパーカーといった格好ではなく、シフォンなど薄くて柔らかい素地のワンピースやフリルブラウスなど女性らしいファッションを指します。
【参考雑誌】
Steady.(ステディ) / Ray(レイ)
モード系
最新のコレクションに出ているブランドで固めたファッションを指します。
【参考雑誌】
GLITTER(グリッター) / inRed(インレッド)
ロック系
パンクロッカーのような攻撃性や不良性・反社会性を表現するファッションを指します。
【参考雑誌】
KERA(ケラ)
姫ギャル系
ギャル色が非常に強くキャバクラ嬢のようなスタイル。
独特の盛りヘアーに派手なメイク、ラインストーンがびっしりついたネイルや携帯(デコ電)を持っていることが多い。
【参考雑誌】
小悪魔ageha / 姫スタイル / Betty(ベティー)
森ガール
「森にいそうな女の子」をテーマとする、ゆるく雰囲気のあるモノを好むファッションを指します。
【参考雑誌】
森ガール / SEDA(セダ) / spring(スプリング)
裏原系
ストリート系の一派で、レイヤード(重ね着)の着こなしが特徴の1つとなっています。
【参考雑誌】
CUTiE(キューティ) / JILLE(ジル)
の参考になるサイト20個まとめ。
の参考になるサイト20個まとめ。
●似合うファッション(女性)
●女性ファッション雑誌ガイド
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