それぞれ以上のように定義します。
MHAは、キャラクターを大きく4つのグループに分類しています。
1935年東京都生まれ。美容研究家。日本のメイクアップアーティストの草分け的存在であり、今なお現役として多忙な日々を送る。1958年、小林コーセー(現コーセー)に入社。美容研究や商品開発、教育などを幅広く担当。世界初の「美容液」をはじめ数々のヒット作を生み、1985年に同社初の女性取締役に。1991年、56歳で独立し、人の外見的な魅力(美)と心の輝き(ファイン)を追究する「美・ファイン研究所」を設立。1994年にプロのメイクアップアーティストを育成する「フロムハンドメイクアップアカデミー」など…
顔分析では、主に【形態分析】と【力分析】で顔を診断します。
【形態分析とは】
顔のパーツの位置や大きさなどを見つめ直すこと。
ゴールデンバランスの位置へ近づける方法を探ります。
【力分析とは】
顔の力を見つめなおすこと。
顔には、額、目、鼻、口の4箇所に力がかかってきます。いろんな気持ちから、顔にある沢山の筋肉が動かされます。そして血液循環が悪くなり、急速に老化が進みます。しわ、たるみ、くすみ、シミなどの原因の一つになります。良くない力を解放する事は、アンチエイジングにもなり、印象美人にもなります。
✳️ 顔の輪郭
顔の輪郭は、8種類に分類されます。
それは、3つの体質から分かれると言われています。
赤ちゃんの時から決まっていた「胚葉」のタイプが3つあります。
発生学(胚葉学)には、受精卵が成長する段階において、
どの器官(胚葉)が発達したかによって人を三つのタイプに分ける考え方があります。
三つの胚葉がバランスよく発達するわけではなく、
どの胚葉が優位に、
また他のどれかが抑えられて分裂していくかで、
それが個性となり、生涯の体質となるわけです。
●ポッチャリ→内胚葉タイプ
消化管や呼吸器をつかさどる内胚葉が発達したタイプ。
残念ながらこのタイプは宿命的に太り易いタイプと言えます。
つまり、食べ物の栄養を吸収することがとても得意な体質なのです。
(顔の形→丸形の人、台形の人、がこのタイプ)
●ガッチリ→中胚葉タイプ
筋肉や骨、循環器をつかさどる中胚葉が発達したタイプ。
骨格がいいのでガッチリした印象で、運動が得意な場合が多いでしょう。
なので、運動で脂肪を燃焼させることにも向いています。
(顔の形→六角形の人、五角形の人、四角形の人、がこのタイプ)
●スラリ→外胚葉タイプ
神経や表皮をつかさどる外胚葉が発達したタイプ。
いわゆる「ヤセの大食い」と呼ばれる人がここに属します。
でも、食べても太らないから・・・と油断せずに、
小食を心がけるようにしましょう。
(顔の形→三角形の人、長四角形の人、長円・卵形の人、がこのタイプ)
→優しく家庭的。年輩ならば一生懸命仕事を頑張ってる姿勢を見せることで、応援したい気持ちが出やすい。
アシスタントの接客を一貫して丁寧に指導することで、店全体のファンになりやすい。
熱しやすく冷めやすい傾向にあるので、一度指名になっても飽きさせない提案や演出が常に必要。
・逆三角形でシャープ
→頭の回転が早くて機転が利くタイプ。神経質なのできっちりした丁寧な接客と、基本的な気遣いを忘れずに。
特に顔周りにカラーが残ったり、袖やお顔などに毛くずがつかないよう細心の注意を払う事。
こちらの提案をじっくり吟味して受け入れるので、説得力のあるスタイル提案でリードを。
・四角くてエラはり
→一貫性があり、流行や他人の評価よりも自分のこだわるテイストを貫きたい。
現実的な性格なので似合わないものは似合わないとハッキリ言っても大丈夫。
責任感があり、真面目なので美容室では肩の力をぬける空気づくりを。
女性ならば男性的な印象になる傾向がある。
・大きくパッチリした目
→細かいところによく気が利くタイプなので、美容師が見落としたちょっとしたミスもよく見ている。
でも実は気が小さく、それを指摘できなかったりするので、物を言いたげな表情や目をよく観察し、
お客様が発するサインを見逃さないように気を付ける。例えば『もう少し前髪を切ってほしい』と思っていても、
ギリギリ許せる範囲なら言わずにそのままやり過ごしてしまったりするので、しっかり気付くこと。
・小さい目
→頑固気味で自分の意思がハッキリしている。したいスタイルや好みなどをまず主張させてから、
それに対して別の角度から同じような提案をしてあげることで、『わかってくれた』と納得させることが必要。
美容師にあまりリードされすぎると、納得しきれない節がある。
お客様の知らないスタイリングの知識など、信頼のおける美容師らしい発言を心がける。
・細くシャープな目
→美容師に積極的にリードしてほしいタイプ。他人に依存しやすい傾向にあるので、説得力のある提案を。
基本的に純粋なので、誠実な対応をして信頼を得れるように。意識の高い発言などでどんどん引っ張って
ユーモアも交えながら空気を作っていく事をし、自分のファンになってもらえるように。
・たれ目
→優しくて気を遣う性格。言いたいことがはっきり言えないタイプなので、ちょっとした表情やしぐさから
読み取る感情をしっかり拾うようにする。カットし終わった後などに、『ここは長くないですか?』とか
『ここもう少し切りましょうか?』『前髪重たくないですか?』など、具体的に気になりそうな所を聞いてみる。
『気になる所はないですか?』では範囲が広すぎて言いづらい。
・切れ長の目
→気分によって割と外へ出す感情が左右しやすいので、そのお客さんのその時の雰囲気に同調して
気を使わせないようにする。黙っているときは事務的に作業するなど、冷静に対処すれば意外に満足してくれる。
話している内容、顔の表情やトーンに矛盾するやり取りがあった場合に、どの情報をもっとも参考にしたかを計測しました。たとえば、好意的な内容を口では言っているのに、顔の表情は嫌悪の表情を浮かべている…というようなやりとりです。
その結果、言語情報が7%、話し方などの聴覚情報が38%、見た目や表情などの視覚情報が55%となり、非言語コミュニケーションが大事であると結論づけたのです。